2011.11.16 Wednesday
日本人の情緒
秋の気配が深まっております。
今年も残すところ1ヵ月ちょっと。
各地で紅葉が北国では雪が舞う季節となりました
写真は、事務所から見えるイチョウ並木。
これから段々と黄色く色づいて参ります。
10月末は香港に赴く機会がありました。
日本を離れると、いつもは当たり前の日本の良さが見えてきます。
この国は本当に美しい。
ベストセラーになった「国家の品格」(著者:藤原正彦氏)の中で、
日本人の情緒について書かれた章があります。
日本人の自然に対する繊細な感受性について
かつて日本に長く滞在した外国人たちが、一様にそのことを指摘して
いるというのです。
イギリス大使館の外交官の奥様キャサリン・サンソム夫人が
「東京に暮す」という書籍の中で、
「自然への感受性や美を感じる心という点で日本人に勝る国はいないで
しょう」と語っている。
その一例に日本の庭師は世界一とも…。
イギリスの場合、かえでをあそこに植えてくれと言うと
言われた通りに穴を掘ってポンと植えてお金を貰って帰ってしまう。
しかし、日本の庭師はまず家主の言うことを聞かない。あそこに植えた方が
いいに始まり、うんぬんかんぬん提案してきてワクワクすると…。
嬉しい指摘です!
季節の変化に伴い、食事をはじめ衣服が変わる。
その季節ならではの催事がとり行われる。
繰り返される中で、培われていくものなのでしょう。
今年は紅葉が遅いと聞きますが、
窓から見えるイチョウ並木の色づきを感じながら、
忙しさに埋没しないよう、
この季節を過ごしたいものだ!と思うのであります。
今年も残すところ1ヵ月ちょっと。
各地で紅葉が北国では雪が舞う季節となりました
写真は、事務所から見えるイチョウ並木。
これから段々と黄色く色づいて参ります。
10月末は香港に赴く機会がありました。
日本を離れると、いつもは当たり前の日本の良さが見えてきます。
この国は本当に美しい。
ベストセラーになった「国家の品格」(著者:藤原正彦氏)の中で、
日本人の情緒について書かれた章があります。
日本人の自然に対する繊細な感受性について
かつて日本に長く滞在した外国人たちが、一様にそのことを指摘して
いるというのです。
イギリス大使館の外交官の奥様キャサリン・サンソム夫人が
「東京に暮す」という書籍の中で、
「自然への感受性や美を感じる心という点で日本人に勝る国はいないで
しょう」と語っている。
その一例に日本の庭師は世界一とも…。
イギリスの場合、かえでをあそこに植えてくれと言うと
言われた通りに穴を掘ってポンと植えてお金を貰って帰ってしまう。
しかし、日本の庭師はまず家主の言うことを聞かない。あそこに植えた方が
いいに始まり、うんぬんかんぬん提案してきてワクワクすると…。
嬉しい指摘です!
季節の変化に伴い、食事をはじめ衣服が変わる。
その季節ならではの催事がとり行われる。
繰り返される中で、培われていくものなのでしょう。
今年は紅葉が遅いと聞きますが、
窓から見えるイチョウ並木の色づきを感じながら、
忙しさに埋没しないよう、
この季節を過ごしたいものだ!と思うのであります。